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コラム

習いごとコラム

オンライン教室について考えてみた

2022-03-21
オンライン教室の可能性を見学する
先日、仙台市にあるそろばん教室、そろばんスタジオACEさんのオンライン授業を見学させていただきました。


コロナをきっかけにして、あらゆるオンライン教室が活発に動き出しました。当塾でおこなっているそろばん教室や書道教室などもオンライン教室のコンテンツを用意しなければならないのでは?とアタマでは考えていても、果たして実際にこれらのオンライン教室は実施可能なのだろうか…、どれくらいのことができるのだろうか…そんな悩みを解決するべく先行実施している塾さんを見学させてもらいました。リモートの便利なところはこういう見学も現地に足を運ばなくてもよいということですね。オンライン授業に「まぜて」もらいました。


「細かいところまでの指導は可能か?」


ずっと引っかかっていた疑問がこれです。結論から言いますと、ACEさんから事前に電話でうかがっていましたが、「細かいところまでは無理」だそうです。そろばんで言えばwebカメラを通して、細かい数字が見えないわけです。だからと言って「やる意味ない」ではなく、逆に「それでもコンテンツとしては必要」とのことでした。私も同じ意見です。


ACEさんには「オンラインのみ」、「オンライン+リアル」、「リアルのみ」の3パターンの生徒さんがいます。オンラインのみでも十分できる人はいるようで、「上手になる」そうです。リアル教室でも言えることですが、結局は「その人による」部分が大きいとのことでした。


いま当塾で考えているのは、おもに「振替授業」としてのオンライン授業です。例えば、通われる生徒さんがコロナ陽性になった場合、2週間ほど出席できなくなります。そうすると授業が遅れるわけですが、可能な人は別の教室でリアル振替授業していただくとして、どうしても無理な人も出てきます。そういう人に向けてオンライン授業で振り替えができればいいなと思っています。


その際は、担任の先生がオンラインでも指導できるといいですよね。年配の先生もいますが、代わりに「パソコンができる先生」がやるのではなく、「いつもの」担任の先生にがんばっていただきたいのです。ハードルは高いでしょうか?
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